私たちはオーシャンレモンの皮を食べてくださいとおすすめしています。
(蜂蜜漬け、冷凍してすりおろし、塩レモン、丸ごとスムージーなど)
皮を口に入れるのは通常の輸入レモン、国産レモンでは怖くてできないことです。
ではフルオーガニックレモンから自然の恩恵を摂り入れるとどうなるのでしょう?
12個の効果・効能をまとめました。
3,000人以上から頂いた健康効果の発表動画もご覧下さい。
レモンの皮に秘められた有効成分
レモンの皮にはポリフェノールがたくさん含まれています。「レモンポリフェノール」のフラボノイドの主な成分は「ヘスペリジン」と「エリオシトリン」。これらは抗酸化、抗アレルギー、コレステロールの抑制、毛細血管の保護など、フラバノン類の中でも多くの生理作用を持ち、効果効能の高い成分としてその約90%が果皮に集中しています。
レモンに含まれるビタミン C・ビタミン E・レモンポリフェノールに含まれるカロテノイドには、強力な抗酸化作用があります。この抗酸化作用で活性酸素の酸化力を奪い、細胞の老化を防いでくれます。
以前からレモンポリフェノールを摂取すると高脂肪の食事を食べた後、血液中の脂肪及び高血糖を抑える効果があることが分かっていましたが、2014 年にレモンポリフェノールの中の「エリオシトリン」に中性脂肪を減少させる効果がある事が報告されました。
(参照:「レモン成分に脂肪肝抑制効果 三重大チームが発見」日本経済新聞掲載記事 2014年1月30日) レモンは、血中の脂質を減少させて動脈硬化を防止し、内臓肥満を解消してダイエットを促進してくれるのです。
ビタミン C にはチロシナーゼの活性化を防ぐ働きがあり、メラノサイト内のチロシンの酸化を食い止めしみができないようにします。 また、ビタミン C には酸化した(酸素と結びついた)メラニンから酸素を取り除く力があります。 酸化物から酸素を取り除く事を還元と言いますが、ビタミン C によって黒褐色の酸化型メラニンは淡い色の還元型メラニンに変化し、しみの色が薄くなるのです。さらにビタミンCはしわを防ぎます。皮膚の細胞を支え肌のハリや弾力を保つコラーゲンの生成を助ける作用があるからです。
レモン全体に含まれるカルシウムは、100gあたり67mg。実はレモンには牛乳の半分の量のカルシウムが含まれているのです。(参照:文部科学省運営サイト「食品成分データベース」)カルシウムはミネラルの一種ですが、ミネラル類の吸収率はそれほど高くありません。しかしレモンに含まれる「クエン酸」には、「キレート(カニのはさみ)作用」と呼ばれるものが備わっていて、カニのはさみのようにカルシウムを挟み腸から吸収しやすくするのです。
多くの研究からレモンの成分に抗がん作用がある事が報告されています。 β-クリプトサンチン や、リモノイドが成熟して変化した「リモノイド配糖体」 など、この事だけで本が何冊も書けます。
摂取したコラーゲンはまずアミノ酸レベルにまで分解され、アミノ酸に酵素が働いて再構成され、体内で利用できるコラーゲンになります。 ビタミン C はアミノ酸の再構成に必要な酵素を助け、体内で利用できるコラーゲンの生成を促進します。
便秘の解消に食物繊維の摂取は欠かせません。レモンを皮ごと食べれば4.9mgの食物繊維を摂取することができます。(参照:文部科学省運営サイト「食品成分データベース」)一日に必要な食物繊維の摂取量は成人女性で18g。(参照:厚生労働省「日本人の食事摂取基準<2015年版>」)たった1個のレモンに一日の必要摂取量の4分の1以上が含まれているのです。腸内環境を良くすることも、便秘を解消するためには大切なことです。ビタミンCは乳酸菌のエサになり、善玉菌である乳酸菌を増やして腸内環境が良くします。また、腸内は弱酸性だと善玉菌が増え、アルカリだと悪玉菌が増えますが、強い酸性のレモンが腸内に入ると腸内を弱酸性に変え、善玉菌が増えやすい環境を作り出してくれます。さらに、ビタミンCが腸内で分解されると、水と二酸化炭素を発生します。この二酸化炭素が腸のぜん動運動を活性化して排泄物をスムーズに運搬してくれます。
多くの研究からレモン果汁やクエン酸を摂取すると、肉体的疲労・デスクワークによる疲労や、普段の生活の中での疲労感を抑える効果がある事が報告されています。さらに、新松直氏らの研究グループによって、レモンの香りにもデスクワークの疲労感を軽減する効果があることが報告されました。
レモンポリフェノールを摂取すると血圧上昇を抑制する効果が報告されています。 さらに高血圧患者を対象にしたアロマテラピーの研究から、レモンの香りにも血圧を下げる効果が報告されています。
ヘスピリジンには毛細血管を強化する働きがあります。(参照:グリコ 健康科学研 究所運営サイト記事「ヘスペリジンについての研究」) また、ビタミンCも血管や粘膜を構成する成分であるコラーゲンの生成を助け、それらを丈夫にします。 さらに、ビタミン C は免疫力を高める物質の生成を助けます。その物質は「インターフェロン」。異物が体内に 侵入した時に分泌され、ウイルスやがん細胞が増えるのを防ぎます。 免疫力は「老化」や「ストレス」等が原因で低下しますが、レモンの持つ強い抗酸化作用は、老化を防ぎ、抗 ストレスホルモンの生成を助けて、免疫力の低下を防いでくれます。
人間は生きている間、精神的に追い詰められたり、身体的に辛い状況に直面しまが、その状況を和らげるために抗ストレスホルモンを分泌します。ビタミンCには、抗ストレスホルモンの生成を助ける働きがあります。ビタミンCが不足すると抗ストレスホルモンが十分に分泌されなくなってしまいます。ビタミンCはストレスの多い現代社会を乗り切る上で、欠かせない成分なのです。
レモンポリフェノールのヘスペリジンは血流を良くして体を温める作用があり、冷えを防止します。
こんなにたくさんの効果・効能が皮に集中しているレモン。
農薬や肥料や防カビ剤の心配がない自然のままのレモンを、どうぞお役に立ててください。